2022/02/24
ギャルパラおじさんのフォトノート 5頁目「東京オートサロン」
こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。2022年も1/6が過ぎようとしておりますが、読者の皆様はお元気でしょうか?
レースシーズンの狭間の時期ではありますが、その節目とも言えるビッグイベントの「東京オートサロン」について今回は振り返ります。
相変わらず支離滅裂なコラムにお付き合いください。
■ギャルパラカメラマン総集結!?
2022年の東京オートサロンは2年ぶりのリアル開催となり、幕張メッセに帰ってきました。2021年はコロナ禍の影響で『ギャルズ・パラダイス東京オートサロン編』の刊行は見送られましたが、2022年は無事に発行ということで、会場内での撮影はもちろんですが、仮設スタジオでの撮影も同時に行われました。
もちろん、私ひとりですべての撮影を行うことは物理的にできませんので、この時ばかりはギャルパラに関わるカメラマンが集結します。
上の写真にチラっと写っているのは堤カメラマン。主にスタジオ撮影を担当されていて私が師と仰ぐベテランカメラマンです。このスタジオ撮影では堤さんのサポートも兼ねて、画像には写っていませんが雨田カメラマンとふたりで担当されています。
続いては会場内で大型ストロボを使用して誌面用の集合撮影を担当する里見カメラマン。
残念ながら、その勇姿を撮影するのを忘れたので、下の見開き用の集合撮影の動画で声だけでもご紹介させてください。きっと、聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ギャルズ・パラダイス2022東京オートサロン編 集合撮影の様子
■日本レースクイーン大賞表彰式
実は今回、初めて「表彰式」の撮影を担当させていただきました。初の大役です!
2年前までは表彰式の行われる日も場内撮影を担当していたため、リアルタイムでステージを見るのも初の体験。表彰されるレースクイーンたちが口にする「この景色」とは反対側からではありますが、会場の張り詰めた空気を肌で感じ、緊張感をもって撮影しました。
こちらの成果は「MediBang日本レースクイーン大賞2021表彰式ギャラリー」として既に公開されておりますので、是非、ご覧ください。
この時の裏話をひとつ……。今回は客席エリアからの完全着席での撮影ということもあり、望遠ズーム(70-200mm)と超望遠ズーム(200-400mm)の2台体制で挑みました。
そのため、すぐにカメラを持ち替えられるように超望遠ズームのカメラには三脚を用意していたのですが、警備の方から三脚使用はNGとのお達しが……。消防法により客席エリア内での三脚の使用は禁止されているとのことでした。不勉強な自分を反省しつつ、一脚の使用はOKとのことで一安心。三脚の脚を1本取り外して、センターポールと直付けして一脚に変身させてなんとか事なきを得ました。
この日のために、一脚にもできるマルチタイプの三脚を購入していた保険が効いたのは不幸中の幸いでした。
■A-classフォトブックイベント
さて、東京オートサロンと言えば、イメージガールのA-classを忘れてはいけません。
15日16日の両日とも会場でフォトブック「New Step」の発売イベントが行われました。密を避けるため数量限定の購入者向けイベントでしたが、熱心なファンの方にご参加いただき、フォトブックの撮影を担当させていただいた身としても大変嬉しかったです。オートサロン会場を背景に写真を撮影できるレアな機会は、ご満足いただけたでしょうか?
■A-classステージ
そうそう、A-classと言えば、もうひとつ嬉しい出来事がありました。2021年メンバーが当時のコスチュームでイベントステージに登場したことです。
ファンの方にも一応サプライズだったのですが(この辺りの詳しい話はギャルパラTV「東京オートサロン2022 A-class STAGE 2022.01.15」でご確認ください)、カメラマンとして大きなステージに立つ5人を見ることができたのは感無量でした。
(ギャルズ・パラダイスTV)
もちろん、2022年メンバーもステージ上では一層輝いていました。この模様は、AUTO SALON TVはもちろん、ギャルズ・パラダイスTVでも生配信いたしました。中継ブースの様子も1枚だけご紹介いたしますね。
■ギャルズ・パラダイス「2022東京オートサロン編」は2月26日発売
東京オートサロンのお話を長々と書いてきましたが、勘のいい読者の方はもう気付いていらっしゃるかも知れませんね(笑)。
そうなんです、2月26日にギャルズ・パラダイス「2022東京オートサロン編」が発売になります。
このコラムを踏まえて見ていただければ、新たな発見があるかも知れません。いや、きっとあることでしょう!
是非とも、お手に取っていただければ幸いです。
今回もコラムなのか、宣伝なのか、やっぱり支離滅裂な文章となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
2022年シーズンも、よろしくお願いいたします。
2022/02/08
【RQコラム】2年ぶりに帰ってきたレースクイーンたちが目指す“夢の舞台”。日本RQ大賞受賞者が見た光景
2021/12/30
ギャルパラおじさんのフォトノート 4頁目「写真と動画の二刀流」
2021/05/20
ギャルパラおじさんのフォトノート 3頁目「2021スーパーGT第2戦@富士」
皆さん、こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。前回のコラムから1カ月近く経ってしまいました……。読者の皆様はお元気でしょうか?
第3回目は、5月3、4日に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第2戦を振り返ります。
■サーキットに登場した130名の撮影を2日間で敢行
GTAの協力によりスーパーGT第2戦に登場した130名のレースクイーンを2日間で撮影しました。
サーキットでのマスク非着用の美しい姿を、皆様にお届けするべく行った取材の舞台裏をご紹介しますね。
■分刻みの撮影スケジュール
昨年はコロナ禍でレーススケジュールが延期となったため、ゴールデンウイークの富士戦取材は2年ぶり。例年の春富士取材では、私ともうひとりのカメラマンによる2カメ体制で臨んでいるのですが、今回は感染拡大防止のためメディアの人数制限もあり、私ひとりでの撮影となりました。
さらに、パドック側でもガイドラインに沿った運営が適用されています。もちろんレースクイーンもチーム間での交流は制限されています。撮影場所には1チームしかいないように集合時間・撮影時間が分刻みで組まれました。まさに孤軍奮闘と言えるスケジュールでの取材です。
■レフ板も自分で持ちながらの撮影
ちょっとでも遅れると別チームの集合時間と重なってしまうので、手際よく撮影しなければなりません。晴天に恵まれましたが、時折吹き荒れる風や強い日差しに悩まされる撮影環境。ホルダーで自立させたレフ板も倒れてしまうほどなので、当然レースクイーンの髪型も乱れてしまいます。
しかし、撮影エリアが制限されているため大きく移動することはできません。太陽の向きと風向きを計算しながら、風で髪型が乱れないようなポジションを探すのが本当に大変。時には自分でレフ板を持ちながも撮影ました。
今回の撮影時の様子を少しだけお見せしますね!
■レースクイーンがコース上に勢揃い
取材は分刻みの撮影ではありましたが、リラックスしてレースクイーンを撮影できる時間もありました。それは「Pit Viewing」です。
予選日・決勝日の両日ともレースクイーンはコース上に登場。スーパーフォーミュラのPit Viewingと同様に5mくらいの距離で規制されていましたが、ファンの方にとってはスポンサーステージ以外に間近でレースクイーンを撮影できるチャンスです。
ストレート上に現れた100名以上のレースクイーンはまさに圧巻の一言。開始前には、ここぞとばかりに記念撮影をするチームもいたのも印象的な光景でした。スタンドから見ているファンにも向けて手を振る彼女たち。もちろん、コース上に入れたファンの方向けにも独自のポーズでアピールするなど、華やかな時間が流れていましたね。
■やっぱりピンクのタバードは目立つ?
そんなPitViewingですが、ファンの皆様の貴重な時間を邪魔しないように、雑感的に目線ナシの構図を模索していたりしながら撮影もしていたのですが、やはりピンクのタバードが目立つのか、抜け駆け的に目線をいただくこともしばしば。「目線はいらないよ」と言いつつもシャッターを切ってしまうのでした……。
実は今回のPit Viewingで狙っていた写真のイメージがありました。今から20年も前のことなのですが、当時の「週刊AUTO SPORT」誌の記事に掲載されていた雑感の写真です。ピットウォーク時に一列に並んでいるレースクイーンをほぼ真横から撮影したカットなのですが、皆が前を向いている中で真ん中あたりの娘がひとりだけカメラ目線。ちょっと前屈みになって頭一つ分を列からはみ出して素敵な笑顔を向けていたんです。
この時は一読者だったのですが、いつかこんな写真を自分も撮ってみたいと思ったのを今でもハッキリと覚えています。掲載した写真もイメージに近いのですが、端じゃなくて真ん中あたりなんです。今後も機会があれば狙ってみますので、コレだっ!と言うのが撮れた時はコラムで発表しますね。
■しばらく開催されないスーパーGT
さて、このコラムを書いている時点では既に第3戦鈴鹿の延期が発表されました。楽しみにされていたファンの皆様と同じく私も残念ではありますが、新たな日程で無事に開催されることを祈りましょう。と言うことで、今の時点では次のスーパーGTは7月17、18日のツインリンクもてぎ戦となり、間がかなり空いてしまうので今回は予選日と決勝日のPit Viewingの様子を特盛で掲載しますね。
■『2021 スーパーGT レースクイーン図鑑 THE MOVIE』も要CHECK!
そうそう、今回のコラムが遅れた理由ですが、必死に動画編集をしていたのです。(文章を書くのが苦手なだけでもありますが……)
サーキットに登場した130名と事前に収録した6名の計136名のコスチューム姿による自己紹介動画です。どんな声をしているのかもわかりますので、この2戦で気になったレースクイーンをチェックしたり、次戦に向けての予習にしたりと、是非お楽しみください。
『2021 スーパーGT レースクイーン図鑑 THE MOVIE』
今回撮影した写真は『136名を掲載! 2021スーパーGTレースクイーンカタログ』として5月7日に公開されています。また、6月4日発売の「ギャルズ・パラダイス2021レースクイーンデビュー編」でも『2021 SUPER GT レースクイーン 公式ガイドブックmini』として掲載予定ですので楽しみにお待ちください。
『136名を掲載! 2021スーパーGTレースクイーンカタログ』
■ギャルパラおじさんのフォトノート 2頁目「2021スーパーフォーミュラ開幕戦」
https://www.galsparadise.com/news/column_paraoji02
■ギャルパラおじさんのフォトノート 1頁目「2021シーズン初取材」
https://www.galsparadise.com/news/column_paraoji01
2021/04/19
ギャルパラおじさんのフォトノート 2頁目「2021スーパーフォーミュラ開幕戦」
皆さん、こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。
第2回目は、4月3、4日に富士スピードウェイで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦を振り返りたいと思います。
●公式撮影と仮設スタジオ
JRPのご協力により、開幕戦に登場した9ユニット18名のレースクイーンの公式撮影を土曜日に行いました。
『スーパーフォーミュラ2021開幕戦富士スピードウェイ レースクイーンカタログ』として公開しておりますので、既にご覧になった方も多いのではないでしょうか?
スーパーフォーミュラ2021開幕戦富士スピードウェイ レースクイーンカタログ
さて、この公式撮影は普段のサーキット取材撮影とは異なり、サーキット内に仮設の白ホリスタジオを設営して撮影します。
3m近い背景紙はもちろん、それらを組み上げる各種スタンド、大型ストロボなど、持ち込む機材の量は半端ありません。 最初のころは、不測の事態に備えて今の倍くらいの機材を持ち込んでいました。
近年は必要機材の簡略化ができたので少しは楽にはなりましたが、それでも設営だけで一時間以上はかかる重労働となります。
スタジオの写真は別の場所に設営したものですが、こんな感じに組み上げています。
●Pit Viewing
土曜日には初めて「Pit Viewing」も取材しました。カテゴリーやサーキットによって対応は異なるようですが、今回はコース上にレースクイーンが登場するとのことで、どんな様子なのかを取材に行きました。
マスクはしているもののコース上に立つレースクイーンと、周囲との距離を気にしつつお目当てのレースクイーンにカメラを向けるファン。久しぶりに見る光景に嬉しさを覚えました。
何人かのファンの方が私にも声を掛けていただいたことも嬉しかったのですが、パドック側にいるメディア関係者は一般の来場者との接触を禁じられており、近くに寄ってお話することができなかったのがちょっと残念でもありました……。
そうそう、一昨年までは全身を撮るために標準から広角系のレンズを付けていた方が多かったのですが、ソーシャルディスタンスを保つために規制線も距離を取られていたので、ほとんどの方が望遠レンズを付けていたのも印象的な出来事でした。
●レジェンド&トップレースクイーンの共演
さて、Pit Viewingでひと際注目を集めていたのが「B-Max GloryGirls」。
レジェンドレースクイーンとトップレースクイーンがローテーションでコンビを組んでチームを盛り上げていくスペシャル企画とのことですが、今回は桃原美奈さんと林紗久羅さんの組み合わせ。
桃原さんは10年ぶり!?のレースクイーンと話してくれましたが、未だ衰えることのない人気に流石レジェンドであることを再認識いたしました。私がギャルパラのカメラマンになった時は既にオートスポーツwebナビゲーターとして活躍されていたので、サーキットで「現役」レースクイーンとして撮影したのは、ちょっと不思議な感覚でした。
●決勝日はサーキット取材撮影
一夜明けて、日曜日には通常のサーキット取材撮影を行いました。ギャルパラ会員の皆様には、お馴染みのピットビル屋上の最終コーナー側です。天気予報では雨の可能性もあったので屋根のあるエリアにしました。幸いなことに雨は降らなかったのですが、風が強くタイミングを見極めるのは大変でした。ここでの写真はギャルズ・パラダイス本誌にも掲載予定ですので、ぜひお楽しみに!
●スタート進行とGrid Walk
スーパーフォーミュラ開幕戦の「Grid Walk」も撮影しました。
写真は、スタート進行開始時にフラッグを持ちコース上を進む富士スピードウェイイメージガール「クレインズ」と大きなフラッグを持つレースクイーンをメディアセンターから撮影したものです。
後ろ側の大きなフラッグはグランドスタンド側から見やすいように傾けられて、レースクイーンが手を振っているのがわかるでしょうか?
グランドスタンドで観戦されるレースクイーンファンの方は、このタイミングもシャッターチャンスですので、是非、狙ってみてください。
今回もグリッドの様子をご紹介します。
■ギャルパラおじさんのフォトノート 1頁目「2021シーズン初取材」
https://www.galsparadise.com/news/column_paraoji01
2021/04/08
ギャルパラおじさんのフォトノート 1頁目「2021シーズン初取材」
皆さん、こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。
遂に2021年シーズンが開幕しましたね。この時を楽しみにしていたのは私も一緒です。昨年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、各カテゴリーで開催スケジュールの大幅に変更されました。
シーズンが開幕しても無観客開催などいろいろな制限がありましたが、今シーズンは発表通りのスケジュールで開催されたので、まずは一安心といったところではないでしょうか?
さて、そんな新しいシーズンの始まりに、コラムを書かせていただくことになりました。サーキット取材のことや撮影の裏話、それ以外のことも書いていこうと思いますので、時間のあるときにでもお読みいただければ幸いです。
第1回目は、3月20、21日にツインリンクもてぎで開催されたスーパー耐久シリーズ2021 powered by HANKOOKの開幕戦を振り返りたいと思います。
●2年ぶりのスーパー耐久取材
残念なことに昨年は取材制限のためスーパー耐で撮影取材をすることは叶いませんでしたが、今年は無事に取材許可もおりてスーパー耐久の55名、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceの6名の計61名を撮影しました。
幸先の良いスタートが切れた開幕戦に大満足です。スーパー耐久の55名については『スーパー耐久シリーズ2021開幕戦ツインリンクもてぎ レースクイーンカタログ』として公開しておりますので、是非ご覧ください。(既にご覧になられた方も見返してみてね)
スーパー耐久シリーズ2021開幕戦ツインリンクもてぎ レースクイーンカタログ
●あの人気レースクイーンがガチガチ
今回の取材でいちばん印象的だったのは、なんと言っても日本レースクイーン大賞常連の生田ちむさんの緊張しまくりの表情です。
トップレースクイーンとして活躍する彼女が振り撒く笑顔は、何度も撮影しておりますが、どうも今回ばかりは彼女も勝手が違ったようです。
86/BRZで「Owltech Lady」として登場した生田さん。先輩レースクイーンとしてセンターに位置する生田さんの両サイドを、グラビアアイドル・タレントとして活躍し、昨年44歳でレースクイーンデビューした話題の大原がおりさんと今年デビューの矢部美穂さんが固めます。
レースクイーンとしては先輩の生田さんも、芸能界で活躍する人生の大先輩に挟まれてガチガチ。芸能人オーラを纏うふたりの圧に終始押されっぱなしで、まるで新人レースクイーンが初めて撮影に臨むような表情でした。
●日曜日は生憎の雨模様
土曜日は曇り空で薄日が射すときもありましたが、日曜日は天気予報通りに完全に雨模様。サーキット全般に言えることですが、ツインリンクもてぎのパドック側では屋根のあるところがほとんどないので、雨の日は撮影場所に苦慮します。
今回はパドックエリアへの入場制限もあったのでグランツーリスモカフェの入り口手前にある屋根のあるエリアを使用させていただきました。レースクイーンの皆様を雨空の下待たせることなく撮影できたのがせめてもの救いですが、次回の取材ではやはり太陽の下で撮影したいですね。
●次回の取材予定は富士SUPER TEC 24時間レース
開幕戦を終えたスーパー耐久、次戦は4月17、18日にスポーツランドSUGOで行われますが、ギャルパラ撮影班はその次の富士24時間レースを取材予定です。ステージイベントやピットビューイングがどのようになるのかまだわかりませんが、晴れることを願ってその日を待ちたいと思います。
今回は、この辺で……。グリッドの様子を貼っておきますね。