ギャルパラ・コラム一覧

2022/02/24  

ギャルパラおじさんのフォトノート 5頁目「東京オートサロン」

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 こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。2022年も1/6が過ぎようとしておりますが、読者の皆様はお元気でしょうか?

 レースシーズンの狭間の時期ではありますが、その節目とも言えるビッグイベントの「東京オートサロン」について今回は振り返ります。

 相変わらず支離滅裂なコラムにお付き合いください。

■ギャルパラカメラマン総集結!?

 2022年の東京オートサロンは2年ぶりのリアル開催となり、幕張メッセに帰ってきました。2021年はコロナ禍の影響で『ギャルズ・パラダイス東京オートサロン編』の刊行は見送られましたが、2022年は無事に発行ということで、会場内での撮影はもちろんですが、仮設スタジオでの撮影も同時に行われました。

ギャルズ・パラダイス2022東京オートサロン編

 もちろん、私ひとりですべての撮影を行うことは物理的にできませんので、この時ばかりはギャルパラに関わるカメラマンが集結します。

東京オートサロン2022東京オートサロン2022東京オートサロン2022

 上の写真にチラっと写っているのは堤カメラマン。主にスタジオ撮影を担当されていて私が師と仰ぐベテランカメラマンです。このスタジオ撮影では堤さんのサポートも兼ねて、画像には写っていませんが雨田カメラマンとふたりで担当されています。

東京オートサロン2022

 続いては会場内で大型ストロボを使用して誌面用の集合撮影を担当する里見カメラマン。

ギャルズ・パラダイス2022東京オートサロン編
 
 残念ながら、その勇姿を撮影するのを忘れたので、下の見開き用の集合撮影の動画で声だけでもご紹介させてください。きっと、聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ギャルズ・パラダイス2022東京オートサロン編 集合撮影の様子

■日本レースクイーン大賞表彰式

 実は今回、初めて「表彰式」の撮影を担当させていただきました。初の大役です!

 2年前までは表彰式の行われる日も場内撮影を担当していたため、リアルタイムでステージを見るのも初の体験。表彰されるレースクイーンたちが口にする「この景色」とは反対側からではありますが、会場の張り詰めた空気を肌で感じ、緊張感をもって撮影しました。

 こちらの成果は「MediBang日本レースクイーン大賞2021表彰式ギャラリー」として既に公開されておりますので、是非、ご覧ください。

表彰式の模様をお届け! MediBang日本レースクイーン大賞2021表彰式ギャラリー

 この時の裏話をひとつ……。今回は客席エリアからの完全着席での撮影ということもあり、望遠ズーム(70-200mm)と超望遠ズーム(200-400mm)の2台体制で挑みました。

 そのため、すぐにカメラを持ち替えられるように超望遠ズームのカメラには三脚を用意していたのですが、警備の方から三脚使用はNGとのお達しが……。消防法により客席エリア内での三脚の使用は禁止されているとのことでした。不勉強な自分を反省しつつ、一脚の使用はOKとのことで一安心。三脚の脚を1本取り外して、センターポールと直付けして一脚に変身させてなんとか事なきを得ました。

 この日のために、一脚にもできるマルチタイプの三脚を購入していた保険が効いたのは不幸中の幸いでした。

■A-classフォトブックイベント 

 さて、東京オートサロンと言えば、イメージガールのA-classを忘れてはいけません。

 15日16日の両日とも会場でフォトブック「New Step」の発売イベントが行われました。密を避けるため数量限定の購入者向けイベントでしたが、熱心なファンの方にご参加いただき、フォトブックの撮影を担当させていただいた身としても大変嬉しかったです。オートサロン会場を背景に写真を撮影できるレアな機会は、ご満足いただけたでしょうか?

東京オートサロン2022東京オートサロン2022東京オートサロン2022

■A-classステージ
 
 そうそう、A-classと言えば、もうひとつ嬉しい出来事がありました。2021年メンバーが当時のコスチュームでイベントステージに登場したことです。

 ファンの方にも一応サプライズだったのですが(この辺りの詳しい話はギャルパラTV「東京オートサロン2022 A-class STAGE 2022.01.15」でご確認ください)、カメラマンとして大きなステージに立つ5人を見ることができたのは感無量でした。

東京オートサロン2022 A-class STAGE 2022.01.15(ギャルズ・パラダイスTV)

東京オートサロン2022東京オートサロン2022東京オートサロン2022

 もちろん、2022年メンバーもステージ上では一層輝いていました。この模様は、AUTO SALON TVはもちろん、ギャルズ・パラダイスTVでも生配信いたしました。中継ブースの様子も1枚だけご紹介いたしますね。

東京オートサロン2022東京オートサロン2022東京オートサロン2022

■ギャルズ・パラダイス「2022東京オートサロン編」は2月26日発売

 東京オートサロンのお話を長々と書いてきましたが、勘のいい読者の方はもう気付いていらっしゃるかも知れませんね(笑)。

 そうなんです、2月26日にギャルズ・パラダイス「2022東京オートサロン編」が発売になります。

ギャルズ・パラダイス2022東京オートサロン編

 このコラムを踏まえて見ていただければ、新たな発見があるかも知れません。いや、きっとあることでしょう!

 是非とも、お手に取っていただければ幸いです。

 今回もコラムなのか、宣伝なのか、やっぱり支離滅裂な文章となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

 2022年シーズンも、よろしくお願いいたします。

2022/02/08  

【RQコラム】2年ぶりに帰ってきたレースクイーンたちが目指す“夢の舞台”。日本RQ大賞受賞者が見た光景

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 今や国内トップカテゴリーで活躍するレースクイーンたちにとって、一大イベントとなっている『日本レースクイーン大賞』。

 2010年に初開催され、毎年表彰式の舞台となる東京オートサロンでのイベントステージでは、これまで多くのレースクイーンが嬉し涙、悔し涙を流し、大きな感動に包まれてきた。

 年を重ねるにつれて注目度も増し、今では多くのレースクイーンが憧れる夢の舞台として知られるようになったのだが、2020シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東京オートサロンの幕張メッセ会場の開催は中止。同時に日本レースクイーン大賞も選考を初めて見送られた。

 2年ぶりの開催となった2021年度。新型コロナウイルス感染防止対策が徹底され、1階観覧エリアは全て着席方式となり、イベント中は掛け声などはなし。受賞者の発表の際は拍手のみが沸き起こる、いつもの表彰式とは違う雰囲気となった。

 それでも、この舞台をずっと待っていたレースクイーンと彼女たちを応援するファンの想いにより、例年以上に団結感を感じられた表彰式だった。

 そのステージに立った瞬間の景色はどのようなものだったのか……。今回は、大賞を獲得した5人の声を中心に、2年ぶりに帰ってきた“レースクイーンたちが目指す夢の舞台”を振り返る。
  

■ずっと夢見てきたステージに初登壇

 これまで日本レースクイーン大賞に何度も挑戦し、ついに大賞を獲得した安田七奈さん。やはりステージから見た光景は格別だったという。

「今まで何度も悔し涙を流しながら、このステージを客席から見ていたことがありました。こうして実際ステージに上がるのは初めてでした」

「『最高』の一言に尽きるんですけど、緊張しちゃって、感情もすごい込み上げてきたんですけど、ステージに出た瞬間は想像してもいなかった景色が広がっていました。これは生涯忘れることがないんじゃないかという景色ですね」

 同じく、今井みどりさんにとっても、今まではステージの下から先輩たちの姿を見てきた側。今度は自分が立つ側となり、いろいろと込み上げてくるもものがあったようだ。

「今まではステージを下から見ている側でしたが、今年はステージに立つことができて『やっと!』という気持ちでした。これまで尊敬していた先輩たちが頑張っている姿を見てきたので、皆さんのスピーチにただただ感動していたという感じでした」

「だから、ステージに立つのはどんな感じなんだろう?という想像はしていなかったです。トロフィーを受け取る前からウルウルしてしまって、あの瞬間は……今まで頑張ってきて良かったなと思いました。レースクイーンをやってきて、いちばん幸せな瞬間でした
 

ステージに登壇した安田七奈さん


 

■大賞受賞者としてステージに立つ“重み”

 太田麻美さんは、以前週刊プレイボーイ賞で登壇した経験はあるが、やはり大賞受賞者としてステージに立つというのは、雰囲気が違うという。

「日本レースクイーン大賞表彰式のステージは、過去に週刊プレイボーイ賞をいただいた時も登壇させていただきましたが、その時とは少し違うものでした。レースクイーンとして大賞を獲るということが、私にとっては夢で、それが今回叶って……今までのレースクイーン人生で見てきたなかでも、最高の景色でした」

「ファンの方が前列で私のタオルを掲げて応援してくれていて、大賞を受賞できたことがわかって、ガッツポーズをしている姿もよく見えました。改めて、ファンの皆さんと一緒に勝ち取ることができたんだなと思いましたし、6年間諦めずにやってきて良かったなと思いました」

 相沢菜々子さんも2019シーズンに実行委員会特別賞を受賞し、表彰式の登壇は2回目となるが、ステージに立った瞬間は背筋が伸びる思いだったと語る。

「2年前のことを思い出しました。あの時はRAYBRIGレースクイーンとして立ちました。今年はこうしてSTANLEYレースクイーンとして立つことができて、そこでいろいろな重みがわかった気がします」

「やっぱり大賞受賞者としてステージに立つのは違いますね。実はステージ裏では号泣していたんですけど、出ていった瞬間にスイッチが入った感じがあって、背筋が伸びる気持ちはありました」

「あと、私はレースクイーンの後ろ姿って見たことがないなと改めて思いました。レースクイーンそれぞれに守るものがあるんだなと、大賞を一緒に受賞した諸先輩方のスピーチを聞いて感じました。私ももっと頑張らなきゃなと思いましたね」

■応援してくれるファンの顔が見えた瞬間

 そして、今回グランプリに輝いた川瀬もえさんにとっては、初めての日本レースクイーン大賞挑戦。2021年7月の新人部門のグランプリ獲得時には無観客のスタジオで表彰式が開催されたため、応援してくれるファンの見守る中でトロフィーを受け取り、スピーチをするのはこれが初めてということで、他のレースクイーンとは違った感動があったという。

「『普段応援してくれている人たちがいる!』と思いました。新人部門では、表彰式の時は無観客の状態で、私もその経験しかしていませんでした。SNSでたくさんの人が応援してくれるのはわかっていたんですけど、なかなか皆さんの顔が見えていない状態だったので、ステージに立った時に『みんながいる!』みたいな感じでした」

「前方の席には顔なじみのファンの方もいて、ステージからみんなの顔が見えて『嬉しいな!』という気分になりました」

「改めて、あのステージにこれだけの人が関心を持ってくれて、足を運んでくれて見にきてくれたというのがありがたかったし、その人数とか、皆さんの様子で実感できて、本当に嬉しかったです」
 

MediBang日本レースクイーン大賞2021グランプリに輝いた川瀬もえさん


 

■帰ってきた“日本レースクイーン大賞に欠かせない舞台”

 この表彰式では各特別賞を含め、合計13人(新人グランプリ・コスチュームグランプリ受賞者は除く)のレースクイーンが表彰された。

 特に実行委員会特別賞を獲得した葵井えりかさん、織田真実那さんは目標としていた大賞を獲れず悔し涙を流す場面もみられたが、ふたりとも応援してくれたファンに直接感謝の気持ちを伝えることができたことについては前向きに捉えていた。もう1人の特別賞受賞者である永原芽衣さんも目標に手が届かなかったのだが「この結果に悔いはないです」と、胸を張ってスピーチをしていたのが印象的だった。

 また、表彰式の冒頭にはスペシャルゲストとして2020年に日本レースクイーン大賞新人グランプリを獲得したあのんさんも登場。
 

2020年の新人部門グランプリを獲得したあのんさん


 
「2年越しにオートサロンのステージに立つことができて、本当に本当に光栄です! 私の時は、コロナ禍で、皆さんになかなか会うことができず、発表の時も生放送での発表でした」

「その時、皆さんに目を合わせて『ありがとう』と言えなかったことが、少し寂しかったなと思いました。この機会を作ってくださった運営の皆さん、本当にありがとうございます!」と、満面の笑みで挨拶していた。

 様々な感情と想いが交錯したMediBang日本レースクイーン大賞2021の表彰式。今回取材して感じたのは、このステージにとってはレースクイーンはもちろん、応援するファンにとっても特別な舞台であるということだ。

 昨年はコロナ禍で、開催がなかったぶん、“このステージがいかに大切なものなのか”を再確認することができた参加者も少なくないだろう。

 その中で大賞を受賞した5人は、目標を叶えることができたという達成感に満ち溢れていた様子だったが、一方では目標に届かず悔し涙を流す者、特別賞等も獲得できず、ステージに立つ機会すら与えられなかったレースクイーンも大勢いた。

 そんな彼女たちも「次こそは!」と心に決めて、来たる2022シーズンに向けて決意を新たにしているはずに違いない。

 こういった彼女たちの熱い想いが積み重なり、伝統が築き上げられてきた日本レースクイーン大賞。コロナ禍で足踏みした期間はあったが、東京オートサロン2022を皮切りに、再び歴史の時を刻み始めた。

 次は、誰がこのステージに笑顔で立ち、どんなドラマが生まれるのか……。それを楽しみに、2022年のモータースポーツを盛り上げていく彼女たちの活躍を見守りたいと思う。

TEXT:Yoshita Tomohiro
 
■MediBang日本レースクイーン大賞表彰式ギャラリーはコチラ

2021/12/30  

ギャルパラおじさんのフォトノート 4頁目「写真と動画の二刀流」

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 こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。前回のコラムから半年以上経ってしまいました……。すみません。読者の皆様はお元気でしょうか?

 写真を撮ったり、動画を撮ったり、編集したりするのは得意(だと自分では思ってる)ですが、こと文章を書くのが苦手です。

 左利きだから右脳を使う作業は好きなのです。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、喋るのも好きなのです。しかし、作文は小学校のころから苦手分野で、文章力に必要な左脳は鍛えてこなかったから仕方がないのです。と言い訳していても始まらないので、今回も支離滅裂になりそうなコラムにお付き合いください。、

■サーキットでは動画撮影もしています

2021スーパーGT最終戦@富士2021スーパーGT最終戦@富士2021スーパーGT最終戦@富士

 2020年に続き、残念ながらコロナ禍での開催となってしまった2021シーズン。少しでもファンの皆様に楽しんでいただけるように、2021シーズンは写真撮影と並行して、動画撮影も多めに行いました。

2021スーパーGT最終戦@富士2021スーパーGT最終戦@富士2021スーパーGT最終戦@富士

2021スーパーGT最終戦@富士2021スーパーGT最終戦@富士2021スーパーGT最終戦@富士

 11月27、28日に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT最終戦でも、決勝日のPitViewingの取材をビデオカメラで行いました。

 普段のPitViewingやGridWalkの取材は、私のトレードマークとも言える“太鼓”と呼ばれている大型のストロボディフューザーを付けたカメラをぶん回していますが、今回は身軽にビデオカメラのみ。

 その姿に「パラおじって動画も撮るの?」と何人かの方に声を掛けられたので、まだまだ「動画も撮るパラおじ」が浸透していないことを痛感。なので、ここで宣言(宣伝?)しちゃいましょう……パラおじは動画も撮る二刀流なんです!

 この時に撮影した動画はギャルズ・パラダイスTVのコンテンツとして既に掲載していますが、冒頭部分をチョットだけご紹介。

■ギャルズ・パラダイス本誌付録DVDの撮影・編集も担当しています

 12月23日にギャルズ・パラダイス「2021 DVDスペシャル」が発売になりましたが、こちらはご覧いただけましたでしょうか?

12月23日発売の「ギャルズ・パラダイス2021DVDスペシャル」

12月23日発売の「ギャルズ・パラダイス2021DVDスペシャル」

 この本誌付録のDVDは私がひとりで撮影から編集までを行っています。この撮影での裏話を……。

 まず個々のイメージシーンですが、写真撮影とはやはり勝手が違います。グラビアDVDの経験がある方は魅せる動き方が上手くスムーズに撮影できるのですが、レースクイーンの皆さんがグラビアやアイドル活動を経験しているわけではありません。未経験の方に動き方を説明しながら撮影していると目線がレンズから離れてしまったり、照れが出てしまったりで中断することもしばしば。それでも慣れない撮影を頑張ってくれています。

 企画のゲームコーナーでも、罰ゲームの“悩殺ポーズ”を回避するべく、真剣勝負に徹してくれています(笑)。

「恥ずかしい~」と言いながらも読者の皆様のために懸命に応えてくれる彼女たちの姿は必見ですので、是非ご覧ください。

付属のスペシャルDVDジャケットはコスチューム姿で登場

付属のスペシャルDVDジャケットはコスチューム姿で登場

 また、今後の参考にしたいので、もし機会がありましたら感想などをお聞かせいただけると嬉しいです。

■2022 A-class 写真集

 さて、写真と動画の二刀流のお話の締めはやはり、写真撮影の話で締めたいと思います。

 本誌内ではサーキット取材撮影の他に、2022 A-classのグラビアも撮影しました。

 撮影は10月上旬、場所は写真集になることを踏まえて、撮影スタジオではない「とある場所」を貸し切って行いました。

 秋晴れに恵まれる時季のため自然光頼みの場所を選ぶ賭けに出ましたが、流石6人の女神たち。見事な晴天で彩りも鮮やかな撮影を行うことができました。

 2022 A-class の写真集は東京オートサロン2022の会場で発売されますので、こちらも楽しみにお待ちください。
 

 コラムなのか、宣伝なのか、やっぱり支離滅裂な文章となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

 2022年、新しい年に期待を寄せて。

2021/05/20  

ギャルパラおじさんのフォトノート 3頁目「2021スーパーGT第2戦@富士」

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 皆さん、こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。前回のコラムから1カ月近く経ってしまいました……。読者の皆様はお元気でしょうか?

 第3回目は、5月3、4日に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第2戦を振り返ります。

■サーキットに登場した130名の撮影を2日間で敢行
 
2021スーパーGT第2戦@富士

 GTAの協力によりスーパーGT第2戦に登場した130名のレースクイーンを2日間で撮影しました。

 サーキットでのマスク非着用の美しい姿を、皆様にお届けするべく行った取材の舞台裏をご紹介しますね。

 
■分刻みの撮影スケジュール

 昨年はコロナ禍でレーススケジュールが延期となったため、ゴールデンウイークの富士戦取材は2年ぶり。例年の春富士取材では、私ともうひとりのカメラマンによる2カメ体制で臨んでいるのですが、今回は感染拡大防止のためメディアの人数制限もあり、私ひとりでの撮影となりました。

 さらに、パドック側でもガイドラインに沿った運営が適用されています。もちろんレースクイーンもチーム間での交流は制限されています。撮影場所には1チームしかいないように集合時間・撮影時間が分刻みで組まれました。まさに孤軍奮闘と言えるスケジュールでの取材です。

■レフ板も自分で持ちながらの撮影

2021スーパーGT第2戦@富士

 ちょっとでも遅れると別チームの集合時間と重なってしまうので、手際よく撮影しなければなりません。晴天に恵まれましたが、時折吹き荒れる風や強い日差しに悩まされる撮影環境。ホルダーで自立させたレフ板も倒れてしまうほどなので、当然レースクイーンの髪型も乱れてしまいます。

 しかし、撮影エリアが制限されているため大きく移動することはできません。太陽の向きと風向きを計算しながら、風で髪型が乱れないようなポジションを探すのが本当に大変。時には自分でレフ板を持ちながも撮影ました。

 今回の撮影時の様子を少しだけお見せしますね!

 
 

■レースクイーンがコース上に勢揃い

2021スーパーGT第2戦@富士

 取材は分刻みの撮影ではありましたが、リラックスしてレースクイーンを撮影できる時間もありました。それは「Pit Viewing」です。

 予選日・決勝日の両日ともレースクイーンはコース上に登場。スーパーフォーミュラのPit Viewingと同様に5mくらいの距離で規制されていましたが、ファンの方にとってはスポンサーステージ以外に間近でレースクイーンを撮影できるチャンスです。
 
 ストレート上に現れた100名以上のレースクイーンはまさに圧巻の一言。開始前には、ここぞとばかりに記念撮影をするチームもいたのも印象的な光景でした。スタンドから見ているファンにも向けて手を振る彼女たち。もちろん、コース上に入れたファンの方向けにも独自のポーズでアピールするなど、華やかな時間が流れていましたね。

2021スーパーGT第2戦@富士

2021スーパーGT第2戦@富士

2021スーパーGT第2戦@富士

2021スーパーGT第2戦@富士

■やっぱりピンクのタバードは目立つ?

 そんなPitViewingですが、ファンの皆様の貴重な時間を邪魔しないように、雑感的に目線ナシの構図を模索していたりしながら撮影もしていたのですが、やはりピンクのタバードが目立つのか、抜け駆け的に目線をいただくこともしばしば。「目線はいらないよ」と言いつつもシャッターを切ってしまうのでした……。

2021スーパーGT第2戦@富士

2021スーパーGT第2戦@富士

 実は今回のPit Viewingで狙っていた写真のイメージがありました。今から20年も前のことなのですが、当時の「週刊AUTO SPORT」誌の記事に掲載されていた雑感の写真です。ピットウォーク時に一列に並んでいるレースクイーンをほぼ真横から撮影したカットなのですが、皆が前を向いている中で真ん中あたりの娘がひとりだけカメラ目線。ちょっと前屈みになって頭一つ分を列からはみ出して素敵な笑顔を向けていたんです。

 この時は一読者だったのですが、いつかこんな写真を自分も撮ってみたいと思ったのを今でもハッキリと覚えています。掲載した写真もイメージに近いのですが、端じゃなくて真ん中あたりなんです。今後も機会があれば狙ってみますので、コレだっ!と言うのが撮れた時はコラムで発表しますね。

■しばらく開催されないスーパーGT

 さて、このコラムを書いている時点では既に第3戦鈴鹿の延期が発表されました。楽しみにされていたファンの皆様と同じく私も残念ではありますが、新たな日程で無事に開催されることを祈りましょう。と言うことで、今の時点では次のスーパーGTは7月17、18日のツインリンクもてぎ戦となり、間がかなり空いてしまうので今回は予選日と決勝日のPit Viewingの様子を特盛で掲載しますね。

■『2021 スーパーGT レースクイーン図鑑 THE MOVIE』も要CHECK!

 そうそう、今回のコラムが遅れた理由ですが、必死に動画編集をしていたのです。(文章を書くのが苦手なだけでもありますが……)

 サーキットに登場した130名と事前に収録した6名の計136名のコスチューム姿による自己紹介動画です。どんな声をしているのかもわかりますので、この2戦で気になったレースクイーンをチェックしたり、次戦に向けての予習にしたりと、是非お楽しみください。

 『2021 スーパーGT レースクイーン図鑑 THE MOVIE』

 今回撮影した写真は『136名を掲載! 2021スーパーGTレースクイーンカタログ』として5月7日に公開されています。また、6月4日発売の「ギャルズ・パラダイス2021レースクイーンデビュー編」でも『2021 SUPER GT レースクイーン 公式ガイドブックmini』として掲載予定ですので楽しみにお待ちください。

 『136名を掲載! 2021スーパーGTレースクイーンカタログ』

 
■ギャルパラおじさんのフォトノート 2頁目「2021スーパーフォーミュラ開幕戦」
https://www.galsparadise.com/news/column_paraoji02
 
■ギャルパラおじさんのフォトノート 1頁目「2021シーズン初取材」
https://www.galsparadise.com/news/column_paraoji01

2021/04/19  

ギャルパラおじさんのフォトノート 2頁目「2021スーパーフォーミュラ開幕戦」

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 皆さん、こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。

 第2回目は、4月3、4日に富士スピードウェイで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦を振り返りたいと思います。

●公式撮影と仮設スタジオ

 JRPのご協力により、開幕戦に登場した9ユニット18名のレースクイーンの公式撮影を土曜日に行いました。

『スーパーフォーミュラ2021開幕戦富士スピードウェイ レースクイーンカタログ』として公開しておりますので、既にご覧になった方も多いのではないでしょうか?
 
 スーパーフォーミュラ2021開幕戦富士スピードウェイ レースクイーンカタログ

 さて、この公式撮影は普段のサーキット取材撮影とは異なり、サーキット内に仮設の白ホリスタジオを設営して撮影します。

 3m近い背景紙はもちろん、それらを組み上げる各種スタンド、大型ストロボなど、持ち込む機材の量は半端ありません。 最初のころは、不測の事態に備えて今の倍くらいの機材を持ち込んでいました。

 近年は必要機材の簡略化ができたので少しは楽にはなりましたが、それでも設営だけで一時間以上はかかる重労働となります。

 スタジオの写真は別の場所に設営したものですが、こんな感じに組み上げています。

●Pit Viewing

 土曜日には初めて「Pit Viewing」も取材しました。カテゴリーやサーキットによって対応は異なるようですが、今回はコース上にレースクイーンが登場するとのことで、どんな様子なのかを取材に行きました。

 マスクはしているもののコース上に立つレースクイーンと、周囲との距離を気にしつつお目当てのレースクイーンにカメラを向けるファン。久しぶりに見る光景に嬉しさを覚えました。

 何人かのファンの方が私にも声を掛けていただいたことも嬉しかったのですが、パドック側にいるメディア関係者は一般の来場者との接触を禁じられており、近くに寄ってお話することができなかったのがちょっと残念でもありました……。

 そうそう、一昨年までは全身を撮るために標準から広角系のレンズを付けていた方が多かったのですが、ソーシャルディスタンスを保つために規制線も距離を取られていたので、ほとんどの方が望遠レンズを付けていたのも印象的な出来事でした。

●レジェンド&トップレースクイーンの共演

 さて、Pit Viewingでひと際注目を集めていたのが「B-Max GloryGirls」。

 レジェンドレースクイーンとトップレースクイーンがローテーションでコンビを組んでチームを盛り上げていくスペシャル企画とのことですが、今回は桃原美奈さんと林紗久羅さんの組み合わせ。

 桃原さんは10年ぶり!?のレースクイーンと話してくれましたが、未だ衰えることのない人気に流石レジェンドであることを再認識いたしました。私がギャルパラのカメラマンになった時は既にオートスポーツwebナビゲーターとして活躍されていたので、サーキットで「現役」レースクイーンとして撮影したのは、ちょっと不思議な感覚でした。

●決勝日はサーキット取材撮影

 一夜明けて、日曜日には通常のサーキット取材撮影を行いました。ギャルパラ会員の皆様には、お馴染みのピットビル屋上の最終コーナー側です。天気予報では雨の可能性もあったので屋根のあるエリアにしました。幸いなことに雨は降らなかったのですが、風が強くタイミングを見極めるのは大変でした。ここでの写真はギャルズ・パラダイス本誌にも掲載予定ですので、ぜひお楽しみに!

●スタート進行とGrid Walk

 スーパーフォーミュラ開幕戦の「Grid Walk」も撮影しました。

 写真は、スタート進行開始時にフラッグを持ちコース上を進む富士スピードウェイイメージガール「クレインズ」と大きなフラッグを持つレースクイーンをメディアセンターから撮影したものです。

 後ろ側の大きなフラッグはグランドスタンド側から見やすいように傾けられて、レースクイーンが手を振っているのがわかるでしょうか?

 グランドスタンドで観戦されるレースクイーンファンの方は、このタイミングもシャッターチャンスですので、是非、狙ってみてください。

 今回もグリッドの様子をご紹介します。


 
 
■ギャルパラおじさんのフォトノート 1頁目「2021シーズン初取材」
https://www.galsparadise.com/news/column_paraoji01

2021/04/08  

ギャルパラおじさんのフォトノート 1頁目「2021シーズン初取材」

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 皆さん、こんにちは、ギャルズ・パラダイスでカメラマンを担当している“ギャルパラおじさん”こと田渕です。

 遂に2021年シーズンが開幕しましたね。この時を楽しみにしていたのは私も一緒です。昨年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、各カテゴリーで開催スケジュールの大幅に変更されました。

 シーズンが開幕しても無観客開催などいろいろな制限がありましたが、今シーズンは発表通りのスケジュールで開催されたので、まずは一安心といったところではないでしょうか?

 さて、そんな新しいシーズンの始まりに、コラムを書かせていただくことになりました。サーキット取材のことや撮影の裏話、それ以外のことも書いていこうと思いますので、時間のあるときにでもお読みいただければ幸いです。

 第1回目は、3月20、21日にツインリンクもてぎで開催されたスーパー耐久シリーズ2021 powered by HANKOOKの開幕戦を振り返りたいと思います。

●2年ぶりのスーパー耐久取材

 残念なことに昨年は取材制限のためスーパー耐で撮影取材をすることは叶いませんでしたが、今年は無事に取材許可もおりてスーパー耐久の55名、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceの6名の計61名を撮影しました。

 幸先の良いスタートが切れた開幕戦に大満足です。スーパー耐久の55名については『スーパー耐久シリーズ2021開幕戦ツインリンクもてぎ レースクイーンカタログ』として公開しておりますので、是非ご覧ください。(既にご覧になられた方も見返してみてね)

スーパー耐久シリーズ2021開幕戦ツインリンクもてぎ レースクイーンカタログ

●あの人気レースクイーンがガチガチ

 今回の取材でいちばん印象的だったのは、なんと言っても日本レースクイーン大賞常連の生田ちむさんの緊張しまくりの表情です。

 トップレースクイーンとして活躍する彼女が振り撒く笑顔は、何度も撮影しておりますが、どうも今回ばかりは彼女も勝手が違ったようです。

 86/BRZで「Owltech Lady」として登場した生田さん。先輩レースクイーンとしてセンターに位置する生田さんの両サイドを、グラビアアイドル・タレントとして活躍し、昨年44歳でレースクイーンデビューした話題の大原がおりさんと今年デビューの矢部美穂さんが固めます。

 レースクイーンとしては先輩の生田さんも、芸能界で活躍する人生の大先輩に挟まれてガチガチ。芸能人オーラを纏うふたりの圧に終始押されっぱなしで、まるで新人レースクイーンが初めて撮影に臨むような表情でした。

●日曜日は生憎の雨模様

 土曜日は曇り空で薄日が射すときもありましたが、日曜日は天気予報通りに完全に雨模様。サーキット全般に言えることですが、ツインリンクもてぎのパドック側では屋根のあるところがほとんどないので、雨の日は撮影場所に苦慮します。

 今回はパドックエリアへの入場制限もあったのでグランツーリスモカフェの入り口手前にある屋根のあるエリアを使用させていただきました。レースクイーンの皆様を雨空の下待たせることなく撮影できたのがせめてもの救いですが、次回の取材ではやはり太陽の下で撮影したいですね。

●次回の取材予定は富士SUPER TEC 24時間レース

 開幕戦を終えたスーパー耐久、次戦は4月17、18日にスポーツランドSUGOで行われますが、ギャルパラ撮影班はその次の富士24時間レースを取材予定です。ステージイベントやピットビューイングがどのようになるのかまだわかりませんが、晴れることを願ってその日を待ちたいと思います。

今回は、この辺で……。グリッドの様子を貼っておきますね。